ダスビ演奏会(2/15)
毎年恒例のショスタコ好きの集う祭に参加した。
聴きに来ていただいたみなさま,スタッフでお手伝いいただいたみなさま,そして一緒に音楽を作り上げた皆様,ありがとうございました。
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オーケストラ・ダスビダーニャ第16回定期演奏会
2009年2月15日(日) 東京芸術劇場
指揮:長田雅人(常任指揮者)
テノール:小貫岩夫*
バス:岸本力*
合唱:コール・ダスビダーニャ*
児童合唱:すみだ少年少女合唱団*
曲目:オラトリオ「森の歌」 op.81*
交響曲第10番 op.93
(両曲ともショスタコーヴィチ作曲)
1stVnで出演。
○森の歌
オーケストラが合唱を消さないバランスを作るため,特に高音のヴァイオリンは小さい音を要求された。でも,小さい音で弾こうとすると,音楽もショボくなってしまいがちなのがアマチュアの弱み。そうならないためにはちゃんとテクニックがあるのだがなかなか難しい。そのあたりも考え,可能な限り努力しつつ演奏。
客席での感想は「オケが聞こえなかった」というのが多かったので,ホールでは合唱が上に位置したため,練習時のバランスとは違ったということだろうか。練習場所と本番のホールとでは違いが多いので,午前中のリハーサルだけで修正するのは難しいということだろう。
テノールの小貫氏は張りのある声で,惚れ惚れする歌唱だった。岸本氏は声の通りなど,以前より衰えがみられたのが残念だった。ご本人はそのあたりをカバーしようとしたのか,音楽の流れから離れていきがちになったので,オケとしては難しかった。
合唱のコール・ダスビは,大健闘だった。特に第6曲のアカペラは,年明けには仕上がりが心配されたが,その後の集中的な練習で非常に素晴らしいものになったのがよかった。
児童合唱はさすが常設団体,訓練されたピオネールの歌声は,曲の印象を数段良いものにしたに違いない。
○交響曲10番
こちらはオケのみでバランスを作れるので全開もアリだったのだが,何か今ひとつ乗り切れなかったような気がする。過去の演奏会に比べて小さいミスも多かったような?
個人的にもちょいとやらかしてしまったので,なんだかな・・・,という感じ。
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演奏会後の打ち上げは流れに乗り切れない感じで,2次会終了後に帰宅。
それなのに,翌日はまったく何もできなかった。ちゃんと休みを取っておいてよかった。
来年は参加できるかわからないが,どうなることやら。
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