今日の通勤CD(ショスタコーヴィチ・SQ.8ほか)
ショスタコーヴィチ・弦楽四重奏曲8番,弦楽四重奏のためのエレジー,ベートーヴェン・弦楽四重奏のための大フーガ/ボロディン四重奏団(RUSSIAN DISC RDCD11087)
どの曲もものすごいエネルギーを感じる演奏。かなり荒っぽいが密度の濃い音で強烈に訴えかけてくる。
ショスタコーヴィチは当然としても,ベートーヴェンも同じスタンスでやっているのがすごい。フーガの出だしなんかはものすごく荒れた音で思わず笑ってしまうほどだが,曲が曲だけに圧倒される。まさに息が詰まるという感じ。しかもライヴ録音というのがまたすごい。大フーガの途中で多少乱れるが,なんという集中力!そのわりに曲が終わったときの拍手がけっこうしょぼい。どういう状況だったのだろう?
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