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January 28, 2006

激しく邪悪

先般よりの問題から発展して,ついには我が家のやり方にケチをつけてきた輩がいる。子供を実家に預けてオーケストラなどの練習に参加し,さらに飲み会にまで参加するのが気に入らないんだそうだ。その上,私がとても大切に思っている仲間まで蔑ろにする発言をした。おかげでkaorina。が鬱になってえらい迷惑だ。
そもそも発端は音楽上の考え方の相違に過ぎなかったはずなのに,なぜ生き方にまで口を挟まれなければならないのか。ただこの世に存在している年数が我々よりわずかばかり多いというだけで,さも世の中を知り尽くしたかのように偉そうに振る舞うのはやめてもらいたい。人それぞれ考え方が違い,その違いに従って生き方にも違いがあるのだから,自分の考え方を押しつけるのはやめろと言いたい。まあ,そう言ってしまうと,他人に自分の意見を押しつける生き方も認めないといけないのかもしれないが。

私は,趣味でやっているアマオケの活動に私生活は関係なく,ただ音楽でのみ議論したいと思っている。子供を実家に預けて練習に参加する者もいれば,子供の世話をするために練習を休む者もいる。それでいいじゃないかと思う。
件の相手は,練習にほとんど参加しなくても子供の世話をするほうがいいという考えらしいが,私はできる限り練習に参加したほうがいいと思うので,子供を実家に預けてできるだけ練習に参加している。そして,そのことによって子供と私の距離が離れたということはない。平日は毎日十分な時間を子供との時間に費やしているし,保育所の行事にも必ず参加しているから,我が家にケチをつけてくる輩よりもずっと子供は私に信頼を置いているに違いないと思う。その証拠は,子供が実家や保育所で私の親や保育士に話したということの中身を聞けば自ずからわかる。
だいたい,仕事が忙しいからという理由でほとんど子供と接していない父親のほうが多いんじゃないだろうか?仕事が忙しいというのは言い訳で,本当の理由じゃないんじゃないか。件の男の現状を鑑みれば,今に娘から邪魔者扱いされて,惨めな思いをする日がやってくるだろうさ。(←このへん超邪悪)

私の上司の名言:「自分の能力の範囲で考えるな。
人は,自分の能力が及ぶ範囲がどんなに狭いものか,ということを認識する必要がある。その狭い範囲内だけでの考えが,ひどく的外れである可能性も理解しなければならない。
自分への戒めとしても心に留めておきたい言葉だ。
しかし,こんなことを書き連ねていることが,すでに自分の能力の範囲内でしかないということも事実なのだが。

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January 22, 2006

ダスビ練習(1/21)

久しぶりの大雪の中,ダスビの練習に行く。
今日は午後のパート練習から。全曲をやったが,特に8番に時間を費やす。みんなちゃんと弾いているので,自分がインチキしているのがよくわかる。うーむ,ちゃんと練習しなければ。
場所を移動して夜は合奏。今日は前中をかねこけんじ氏の棒で。本指揮者ではないので,バランスなんかが中心の練習。ハムレットは合奏初参加(スミマセン・・・)だったのだが,そんなわけで細かい解釈などに若干の不安を残したまま。そんなに欠席が多いわけではないのだが,なぜか今期はタイミングが合わない。
コンチェルトも同様。今まで気をつかっていなかった部分などを指摘される。最初から自分で気をつけられるようになるといいのだが,まだまだ甘いということか。

終了後はまっすぐ帰る。森下では雪はほぼ止んでいたのに,千葉に着いたらじゃんじゃん降っていた。遅い晩飯を食べたら止んでいたので,大急ぎで雪かき。ついでに雪だるまも作る。顔とネクタイを作ったらとても愉快。
(写真追加050124:ちと怖いかも)060122-001

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January 17, 2006

心理マーケティング

毎度ながらkaorina。の真似をして恋愛タイプチェックというやつをやってみた。
以下結果。
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あなたを神話の神様に例えると・・・

Hephaistos(へパイストス) 英語名:Vulcan(バルカン)
です。

■神話
火と鍛冶の神。
ゼウスがアテナを一人で産んだため、それに対抗してヘラが一人で産んだとされます。
鍛冶の腕は超一流で、オリンポスのテクノクラートとして活躍します。
そんな彼の妻はなんと、愛と美の女神アフロディーテです。一芸は身を助く、ということなのでしょうか。


■性質
あなたは集中力があり、1つのことを追求することができるタイプです。
そのため『達人』と呼ばれる仕事をこなせるのもへパイストスタイプの特徴です。
持ち前の集中力を仕事に活かせれば、短期間に技術を習得することができます。
自分が打ち込んでいるものには、独特の価値観を示します。
その打ち込んでいるものに対しては深い造詣を持ち、その「美しさ」を認めることができます。
「美しい」この言葉を発するときは、その打ち込んでいるものの出来を認めたときです。
ちなみに、女性のタイプについても独特の価値観をもっています。
恋愛の理想が高く、ストライクゾーンが狭かったりします。


へパイストスタイプは専門家の特徴が濃いので、自分の専門分野の話がどうしても多くなってしまいます。
場合によっては「ウンチク」に走りすぎて相手の気持ちを無視して話をしてしまうことがあります。

ウンチクは自分のためでなく、相手のためにあることを念頭において話すことができれば女性からの評価が上がりますよ。

■Solution
そんなあなたにおすすめの「異性の心理」は『ついつい自慢を』『教養を感じるとき』です。
ウンチクを話すときにはこれらのことを思い出してくださいね。
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まあ合っているような。「職人」とか言われること多いし。
でもタイプがわかったところでどうしようもないのだが・・・

しかし,これによるとkaorina。がアフロディーテってことだ。スゲー!
と思ったらkaorina。の結果は「アテナ」らしい。う~む・・・。

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January 11, 2006

今日の通勤CD(ベートーヴェン・SQ.8,9)

ベートーヴェン・弦楽四重奏曲8,9番/グァルネリ四重奏団(RCA VICTOR 60457-2-RG)
060111001.jpg
ラズモフスキー第2,第3。この団体はけっこう荒っぽい演奏をする。9番の終楽章などは超高速(と思う)。聴いていて心拍数が上がってくるほど興奮する。テクニックがあったらBBQでもこんなふうに演奏したいと思うが,難しいだろうなぁ。

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January 04, 2006

今日の通勤CD(バッハ・BWV106ほか)

バッハ・カンタータ106,118,198番/ガーディナー/モンテヴェルディ合唱団/イングリッシュ・バロック・ソロイスツ(ARCHIV 463 581-2)
060104001.jpg
今日は仕事始め。年が明けてからバッハばかり聴いている。で,新年早々だというのに何気なく選んだのは葬送用カンタータ集。後にその理由めいたもの(虫の知らせ?)を感じたので,記す。
106番"Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit."(神の時こそ最良の時)。神の時とはすなわち死の時。私は無宗教者なのであまりピンとこないが,「人は必ず死ぬが,その後神とともにパラダイスに在る」ということらしい。
今日,ボスの仕事始めの挨拶で元上司(直属ではないが)の訃報を知った。新社会人になった初日に面倒を見てくれた人で,最近は部署が違ったがお互い音楽好きだということで親しくしてもらっていた。マーラー好きな人で,千葉フィルもいつも聴きに来てくれたし,最近では昨年のBCJ佐倉公演の会場で会い,バッハのカンタータでつながったことが嬉しかった。
衝撃的だったのは自殺だったらしいということだが,それでも「神の時」なのだろうか。kaorina。がひどい鬱の時はイヤというほど「死にたい死にたい」と言い,そのたびに何時間も根比べのように延々と生き死にについて語り合う。時には本当に死のうとするのを体を張って阻止したりしながら,朝起きてから夜寝るまでほとんどずっと,ということもある。
私は「死んだらなんにもならない」と常々思っているのだが,そんなときkaorina。はいつも「死ねばあらゆるものから解放される。」と主張する。私は死ぬことによって苦しみや重荷から解放されるより,生きて苦しみや重荷とともに訪れるわずかながらの喜びや幸福感なんかを享受するほうがいいのではないかと思っているし,大切な人間がこの世から消えるのはいやなので,なんとか説得して今までkaorina。をこの世に留まらせているわけだが,一方では死によってあらゆるものから解放されるということも一つの考え方だとは思っている(もちろんkaorina。の説得中にそんなことは言わないが。)。
だから,故人がその考え方を採用したのならば,せめて死に至った苦しみや重荷から解放されてくれていれば,と思う。そしてその考えに立てば,もしかするとこの「あらゆるものから解放された時」こそが「神の時」なのかもしれない。最後のフーガ"Durch Jesum Christum, Amen."(イエス・キリストによりて,アーメン)は,そんな思いを増幅させ,胸中になんともいえぬ感情を充満させる。でもやっぱり自ら命を終わらせるというのは・・・!!
合掌。

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初夢

珍しく初夢を見た。大まかに2つのシーンだったが,どちらにも生物が登場した。
一方は蛇。見知らぬ少年が蛇を持って近づいてきたので,毒蛇だと思って咬まれないように逃げた。
もう一方は犬。近寄ってくるので睨みつけたら「きゅぅー」とか鳴いて去っていった。「勝った!」と思った。
あまり縁起がよさそうではない。なにか意味があるのだろうか?

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January 01, 2006

年越し2005-2006

昨年は宴会と車の故障対応で年を越したが,今年はいたって平凡だった。そのせいで記事のアップも早くなった。

まず大晦日は実家に行き,頼まれていた各種作業を行う。作業内容は,1.うまく映らなくなったテレビとビデオの配線点検と補修,2.エラーが出て使えないプリンタの点検と回復作業,3.突然つながらなくなったネット接続の回復作業。1.と2.は難なく完了したが,3.がどうしてもうまくいかない。仕方なくNTTのサポートに電話したところ,「NTT以外と契約しませんでしたか?」と言われる。親のことを考えると「絶対これに違いない!」と確信。案の定KDDIメタルプラスと契約していた。そのせいでフレッツADSLが無効になってしまったのだ。そのことで少々険悪になり,ケンカになる前に大急ぎで自宅に帰る。
帰ってから楽器の弾き納め(kaorina。に倣って)。バッハの無伴奏ソナタ1番と無伴奏パルティータ2番を通して弾く。やはり心に迷いがあるときはバッハに限る。寒い部屋で弾いたので指の動きがいまいちだったが,どちらにしても完璧に弾けるわけではないので良しとしよう。
その後はテレビで東急ジルベスターコンサートを見る。今年も同級生が出ている(昼間にメール出したら「今年も出るよ」と返ってきた。ここ見てたらコメントしてね~。)ので,姿を拝見。去年はぜんぜん聴きに行けなかったのだが,知らないうちに楽器が五弦に変わっていた。体型はあまり変わっていなかったみたい(笑)。で,カウントダウンの第九はかなりすごいカットをしていた。仕方ないかもしれないが,ちょっと「う~ん」と思ってしまう。しかしああいうのはどういう練習をしているのだろう?興味深い。

というわけで,今年も波乱多い年になるだろうと思いつつ,皆様よろしくお願いしますm(_ _)m。

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