今日の通勤CD(ベートーヴェン・Sym.7ほか)
ベートーヴェン・交響曲7番ほか/ビーチャム/ロイヤルフィル(BBC LEGENDS BBCL 4012-2)
1959年のコンサート録音。収録曲は英国国歌,メンデルスゾーン:序曲「美しいメルジーネ」,アディソン:バレエ「白い手帳」,サン=サーンス:「サムソンとデリラ」から,ドビュッシー:カンタータ「放蕩息子」から,グノー:「ロメオとジュリエット」から。加えてビーチャムによるアンコールの前説が収録されている。
ベートーヴェンの7番は少し速めのテンポで強烈なエネルギーを持って演奏されている。特に乱暴とも思えるホルンや弦楽器の響きに加え,強烈なティンパニの打ち込みなどが心をあおり立てる。もちろん全曲が閉じられた瞬間に大拍手。最後がのばしの音だったら終わる前に拍手が来るだろうと思えるほどのものだ。ビーチャムはドイツ音楽にあまり関心がなかったということだが,「ドイツ音楽はこうあるべし」みたいなものがイヤだったということなんじゃないかと思った。
ビーチャムの演奏が最高という人もいる英国国歌が収録されている(正規盤初出らしい)が,たしかに非常に立派なものだ。普通どういうものかはよくわからないが,国歌をこれほどまでに演奏するというのもすごいことだと思う。また,アンコール前にビーチャムがなにやらしゃべり客席が大爆笑するが,ビーチャムは毎回アンコールの説明でギャグを言っていたというからきっとそれなのだろう。残念ながら英語の聞き取りはほぼできないので,私は楽しむことはできない。国が違えばギャグセンスも違うことが多いから,どちらにしても楽しめないのかもしれないが。
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Comments
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Posted by: psn code Generator | December 25, 2013 08:40