今日の通勤CD(ショスタコーヴィチ・Sym.8ほか)
ショスタコーヴィチ・交響曲8番,ロシアとキルギスの民謡の主題による序曲/コンドラシン/モスクワフィル(PRAGA PR 250 040)

この8番は特に速い楽章がいい。3楽章の冒頭,無機的な恐怖を煽るヴィオラの響きや,中間部のトランペットソロなどは雰囲気抜群。最後に3rdトランペットが吹く上昇音型もいい。もちろん全体にわたって曲の雰囲気を十分伝えていると思うが,ムラヴィンスキーの1982年ライヴの息が詰まるような恐ろしい演奏を知っていると,少し軽いような気もしてしまう。そのため遅い楽章ではそのあたりがちょっとばかり物足りないと思わせる。そうは言ってもムラヴィンスキーの8番は特別なので,比較してはいけないのだろうと思う。
序曲のほうは工藤さんのページによると,マキシム・ショスタコーヴィチ指揮モスクワ放送響の録音に拍手を後からつけたもの。Pragaお得意のやつだ。演奏は推進力,爆発力ともにすばらしく,この曲を聴くなら間違いなくこの盤が最高だろう。最後のティンパニがもっとはっきり聞こえるとなおいいのだが。
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