今日の通勤CD(ベートーヴェン・Sym.5,7)
ベートーヴェン・交響曲5,7番/C.クライバー/ウィーンフィル(DG 447 400-2)
子供がこれがいいというので選択。クライバーを選ぶとは,なかなかやるな。
タワーで「全繰り返し敢行!」とか書かれていたのに惹かれて買ったのだが,5番,7番とも一切手抜き無し,という感じでいい。映像でもウィーンフィルが必死で弾いている様子が見えるが,これはきっとそういう状況での録音なのだろう。7番の1楽章などは,あのリズムが最後まで厳しく保たれて演奏されるのは快感だ。途中で若干でも気が弛んだ感じがするとショボいことになるが,そんなことは全くない。実力のあるプレイヤーの集団が手を抜かずマジメにやったらこういうことになる,ということだろう。そしていつも思うことだが,技術力で及ばないアマチュアプレイヤーは,せめて手を抜かずにマジメにやるべきじゃないかということだ。演奏はもちろん,曲の理解のための努力も含めて,もっとできるんじゃないかと思うのだが。
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